2013年8月14日水曜日

オステンドは浜辺の街

ベルギーを旅行している最中も、オステンドの記事を3つ、アップしました。

1)やって来ました、北海に!

2)バカンスを満喫する若者たち(男子編)

3)バカンスを満喫する若者たち(女子編)

7月9日のことでした。


そっか、まだあれから1ヶ月ちょっとしか経っていないんだなぁ。。。

しかし今は、暑っいなぁ。。。


さて、あらためて、オステンドの位置からご紹介します。


ブルージュから電車で15分と、とっても近いのです。

でも、駅に着くと、北海から吹き付ける風がかなり冷たく、思わず上着を羽織らずにはいられなかったほどです。

駅から歩いて、20分くらいでしょうか。
海岸に着くと、この光景。


けっこう風は冷たいんですけどね。
貴重な夏の太陽なので、皆さん満喫しています。


海を見晴らせる一等地には、マンションとかホテルが林立しています。


まあ、海ですもんね。
楽しいですよね。


若者は、楽しい。(↑)


子供も、もちろん楽しい。 (↑)



ご年配の方も、楽しい。(↑ 電線に留まったスズメのように、ベンチに鈴なりになって日向ぼっこ中です。)


みんな、楽しい。

笑顔が弾ける、そんな真夏のオステンドでした。




2013年8月13日火曜日

昨年のドイツ旅行の全体行程

ベルギー旅行のあれこれを、ここで紹介していて気付いたのですが、去年の11〜12月に行ったドイツ旅行のことを、一言も書いていませんでした!

これでは、「ベルギーは良かったけど、ドイツはイマイチだった…」みたいな印象を与えてしまいますし、そんなことは断じてありませんし、僕自身、ドイツ旅行のこともちゃんと記録しておきたいので、ベルギー旅行記の合間という、いささか途切れ途切れではありますが、ドイツの旅行についても記していこうと思います。


さて、ドイツ旅行ですが、全体の大まかな日程は、こんな考え方で組みました。

1)前半は、(ヨハン・セバスチャン・)バッハの足跡を巡る旅、後半は、クリスマス・マーケットを巡る旅とする。

2)以上(笑)

簡潔ですね。


さて、まずは恒例!、ドイツ連邦共和国の位置の確認から。


ベルギー王国に比べると、国土が広いです。


入国と出国は、フランクフルト空港(上の地図の赤枠)を使いました。
ただ、フランクフルトの観光はしませんでした。

上の地図の、青い部分を拡大したのが、下図。(芸が細かいですね!)


青い枠で囲んだ、アイゼナハ、ライプツィヒ、ドレスデン、バンベルク、ヴュルツブルクの5つの街に宿泊しました。

フランクフルト空港を起点と終点に、列車でぐるっと時計回りに回ったわけであります。

特に、ライプツィヒ、ドレスデン、バンベルク、ヴュルツブルクの4都市では、クリスマス・マーケットを訪れました。


そして、2つ上のドイツ全図の、緑の枠の部分を拡大したのがこちら。


青い枠で囲んだ、アイゼナハとライプツィヒが宿泊した街。

赤い枠で囲んだ、アルンシュタット、ミュールハウゼン、ケーテンが、バッハが若い頃に住んだり仕事をしたり活躍した街です。

アイゼナハとライプツィヒを拠点に、電車に揺られて、のんびりと旅をして来ました。


ということで、詳細な日程はこんな感じです。

2012年

11月21日…成田→フランクフルトまで飛行機。そこから電車で2時間で、アイゼナハ。

11月22日…(バッハが生まれた)アイゼナハに終日。

11月23日…アイゼナハから電車で40分、アルンシュタット(バッハが弾いたオルガンが残る)。その後、電車で40分、ミュールハウゼン(22〜23歳のバッハのカンタータ創作の出発点)。

11月24日…アイゼナハから電車で2時間弱、ライプツィヒ(38歳のバッハが、トーマス教会の音楽の最高責任者<カントル>となった。65歳で亡くなったバッハの墓もトーマス教会内にある)。

11月25日…ライプツィヒに終日。

11月26日…ライプツィヒに終日。

11月27日…ライプツィヒから電車で1時間強、ケーテン(32〜38歳のバッハが暮らし、数々の器楽の傑作を生んだ街)。夜はクリスマス・マーケット(この日が初日)。

11月28日…ライプツィヒから電車で1時間、ドレスデン。午後からクリスマス・マーケット(この日が初日)。

11月29日…ドレスデンから電車で3時間、バンベルク。クリスマス・マーケット(この日が初日)。

11月30日…バンベルクに終日。

12月1日…バンベルクから電車で◯◯分、ヴュルツブルク。もちろんクリスマス・マーケット。

12月2日…ヴュルツブルクに終日。

12月3日〜4日…ヴュルツブルクから電車で1時間10分、フランクフルト空港。そして成田へ。


13泊14日という、贅沢な時間でした。。。



2013年8月12日月曜日

今回のベルギー旅行の全体行程

そうそう、これを書いておかないと、忘れてしまいます。

「余はいかなる行程でベルギーを旅せしか。。。」

行程の全体像です。


まずはベルギー王国の位置の確認から。



そして次に、ベルギーの拡大図と、訪ねた土地(赤枠で囲ってあります)。



日程はこんな考え方で組みました。

1)ブルージュに4泊、ブリュッセルに4泊して、鉄道を利用して、周辺の街々を訪ねる。

2)日が長いので、周辺の都市を訪ねた後、ブルージュやブリュッセルに戻ってきて、さらに観光できる。


詳細な日程はこんな感じです。

2013年

7月6日…成田→フランクフルト経由→ブリュッセルまで飛行機。そこから電車で90分で、ブルージュ。

7月7日…ブルージュに終日。

7月8日…ブルージュから、自転車に乗って30分あまり、ダム。その後ブルージュに戻り、電車で15分、北海沿いのリゾート地・オステンド。

7月9日…ブルージュから電車で25分、ゲント。

7月10日…しぶとくブルージュ。午後に、電車でブリュッセル。

7月11日…ブリュッセルに終日。

7月12日…ブリュッセルから電車で40分、アントワープ。

7月13日…ブリュッセルから電車で1時間45分、ディナン。

7月14〜15日…ブリュッセル→フランクフルト経由→成田。


ブルージュ駅にて


ホームに座る人、折り畳み自転車を持つ人、おっきい人、いろいろです。

電光掲示板には、「オステンド行き、15時29分発、特急、9分遅れ」と出ています。

こちらでは電車の遅れは日常茶飯事です。
誰も慌てたり、イライラしたり、そういうことなく、のんびりしています。


ダムからブルージュに戻る


ダムでの静寂でゆったりした時間が何だったの?というように、ブルージュは相変わらずの人、人、人。。。

すごく人気のある街です。


ダムからブルージュへの道


ただただ、美しいのです。
ため息が出ます。。

左手の土手の向こうには、運河がゆっくりと流れています。

羊の群れと、羊飼い(土手の上で、体育座りをしている黒い服の人です)。


その脇を、自転車に乗った人たちがのんびりと通り過ぎて行きます。

ベートーヴェンの田園交響曲の第2楽章が聞こえてきそうです。


どこまでも、
のどかな、
光景。。。



やっぱりダムが好き

旅行中の7月9日にも書きましたが、今回のベルギー旅行で特に印象に残ったのは、このダム(Damme)という小さな小さな街です。


ブルージュで自転車を借りて、道に迷わなければ、30分くらいで着きます。
貸し自転車屋がなかなか探せなくて、道に迷うと、1時間以上かかります。(笑)


なんか、可愛らしいんですよね。街全体が。。。


ともあれ、もう一度訪ねてみたい街です。





自転車にはキッチリしたルールがある

ブルージュで自転車を借りて、ダムという街まで行った際に、経験したこと。

1)自転車は、歩行者ではない。自動車とはもちろん違うが、自転車には自転車のルールがあり、みんなそれを守って自転車に乗っている。

自転車は、道路の右側を通行しなければなりません。
それが分かっていない時に、十字路を左折してそのまま道路の左側を走ってしまった際には、対向車(自転車)の男性から注意されました。

2)自転車は、自動車の信号機に従う。

横断歩道の歩行者用の信号が赤なのに、自動車の信号が青になって、自動車が走り出す時は、自転車も一緒に走り出して構いません。
これは結構怖かったですが、皆さんそうやって乗っていました。


要するに、歩行者、自転車、自動車と、それぞれにルールがハッキリしていて、それがキチンと守られているのが印象的でした。

日本だと、自転車は、ある時は歩行者のように、ある時は自動車のように、自由自在に立場を変えて道路を縦横無尽に走るので、歩行者から見ても、自動車から見ても、危険な存在になりがちです。

そういうことがなく、3者が上手に共存しているところが、良く出来ているなぁ、見習わなければならない点だなぁ、と思いました。

上の写真の、赤い線は、自転車用の道路です。
自動車と、歩行者用の横断歩道の中間に、ハッキリと敷かれています。


ゴミは分別

これ、大事。




ムール貝の不思議

どこに行っても、ムール貝。

みんな食べてる、ムール貝。

お鍋に大盛り、ムール貝。

小盛りはないんだ、ムール貝。

ここでもそこでも、ムール貝。


食べても食べても、ムール貝。

そんなにうまいか、ムール貝。


ほんと、お店はどこも、ムール貝だらけです。
ムール貝が売り物で、お客も、大きな鍋に山盛りのムール貝を平らげています。


この調子だと、貝殻で、かなり大きな貝塚ができそうです。


それはそうと、ムール貝君、こんなに人間に食べられているのに、どうしてなくならないのでしょう?

これだけ食べられても絶滅しないって、どれだけすごい繁殖力を持っているんでしょう?


さかなクンに、この謎は解けるか??

貝だから、専門外か?


一休み?


すんごく雰囲気のある、4人と、黒い犬です。

観光で歩き疲れて、ちょっと一休み?

なんか、味がある一団です。


何とも美しい砂糖菓子

ショーウィンドーの外側から撮りました。


ほんまに、きれいな仕事、しはります。

口に入れなくてもいいので、上のとんがった部分だけを、全体にわたってベロベロ舐めてみたいです。(^^;)


おのぼりさん、こんにちは!

さすがに大観光地。


とにかく、人は多かったです。


ブルージュの街並み

道路がくねくね曲がっていて、曲がった道路に沿って、建物が建っています。





鐘楼も好き、彼も好き

このカップル。
女性がカメラで、鐘楼をバックに、彼氏を撮ろうとしています。


「ねえ、鐘楼がすごく大っきくて、てっぺんまでカメラに収まらないわ。あと、あなたのお顔が大きすぎて、鐘楼が隠れちゃうのよね。。。」


さて、どんな写真が撮れたことでしょう!?


ブルージュのマルクトと鐘楼

ブルージュの中心地にあるマルクト(広場)。


圧倒的な大きさと、美しさです。

そして、振り返れば、市庁舎などの建造物。


やはりここは美しかった。


ブリュッセル南駅

さて、ベルギー旅行から1ヶ月以上が経ってしまいました。

行ったことを徐々に忘れかけていて、たまに「オランダに行った時は…」なんて、危ないことを口走ったりするので、記憶が消えないうちに、ベルギー旅行中の景色と想い出を日記に残しておこうと思います。

写真だけで、4,330枚と、すんごくたくさんあるので、選ぶのが一苦労ですが、まあ気楽にやりましょう。



初日は、ベルギー空港に着いて、そこから電車に乗って、ブルージュまで行くというスケジュールだったのですが、途中で「ブリュッセル南駅」という所で電車を乗り換えた時に、ホームで撮影したのがこの写真です。

この駅は、ベルギーの首都ブリュッセルの中で、最もターミナル駅としての性格が強い、日本で言えばまさに「東京駅」という位置付けの駅なのですが、ご覧下さい!、この閑散とした景色。

東京のウジャウジャ度合いがすごいんでしょうが、それにしてもこのブリュッセルのスッキリ感には驚きました。


そうだ、北極圏に、行こう!

夏があんまり暑いから、冬には寒いところに行こうかな、という計画を立てています。

目的地は、北極圏!



フィンランドの首都、ヘルシンキ(ヘルシンキはフィンランドの最南部にあります)から北へ約830キロのところにある都市、ロヴァニエミ。(ざっと、東京から広島くらいとお考え下さい。)

この辺りから北極圏に入ります。


ここまで来ると、12月の冬至の頃には、一日中太陽が昇らない「極夜」。
「白夜」の反対ですね。

いかにも寒そうです。


そして、そこからさらに北へ、路線バスで4時間行った所にある街、サーリセルカ
ここを目指そうと思います。


運が良ければオーロラが見られるかも。。。


2013年8月11日日曜日

ゲリラ雷雨

久し振りの投稿です。

このところ、猛暑が続いていて、最高気温が40度近くもあります。
「スーパー猛暑」と言うそうです。

外に出ると、気管支に入る空気が熱く感じます。

そんな中、今日はゲリラ雷雨がありました。

すさまじい雷の連続で、ちょっと怖かったです。
雨も、かなり降りました。

空に向けてシャッターを切ったら、稲光を撮影できました。




2013年7月14日日曜日

ベルギー国立銀行

中央銀行ファンの皆様、お待たせいたしました!

ベルギー国立銀行の正門です。


明治29年(1896年)に完工した「日本銀行本店の建物」の様式は、ベルギー国立銀行を模範に設計したと言われています。

が、既にこの建物はかなり新しく、1世紀以上前の面影は残っていませんでした。


ディナンへ

今日は、またまた電車に乗って、ディナンという、ベルギー南部の、ワロン地方(フランス語圏)の街に行って来ました。

これまた色々あって、詳しくは日本に帰ってから書きます。


北部のフランドル地方とは景色が全く異なる、とても魅力的な街でした。

あ、日の丸は、僕が振っている訳ではありませんが、たまたま各国の旗が並んで飾ってあって、欧米の旗に混じって、誇らしくたなびいていました。

やっぱり日の丸は美しいなと思いました。


アントワープへ

昨日は電車に乗って、アントワープに行きました。

詳しい話は、日本に帰ってから書きます。

この日は日差しがなく、肌寒くてビックリしたのですが(Tシャツの上に長袖のシャツを着ても、まだ寒い。お店の中には暖房を入れているところもありました)、とても素敵な街でした。




2013年7月12日金曜日

ベルギーにおける言葉事情

ブルージュを含む、ベルギーの北半分の「フランドル地方」では、オランダ語が主に話されていました。

でも、ブルージュの人たちは、オランダ語、フランス語、英語を、皆さん自在に操っていました。相手によって瞬時に切り替えるのです。この言語能力はすげーな、と思いました。

英語も聞き取りやすく、助かりました。


しかし、ここブリュッセルでは、公式にはオランダ語とフランス語が両方使われるとのことでしたが(下の写真の道路標識は、上がオランダ語、下がフランス語)、実際には、フランス語の方が普通に話されていると感じました。


ちなみに、ベルギーの南半分の「ワロン地方」では、フランス語が主に話されているそうです。(あさって、ディナンという街を訪ねる予定です。)

ベルギーにおける言語の問題は、いろいろと難しそうですね。
だって、日本の「四国」の1.6倍という国土面積で、地域によって言語が違うんですから。。。


ブリュッセルの人たちの英語は、かなり「なまり」が強く、聞きづらいケースが多いです。

名探偵エルキュール・ポワロも、こんな英語を話していたのかと想像すると、ちょっと愉快です。


余談ですが、今までベルギーを6日間旅してきて、イタリア語、スペイン語を話す観光客は、少数ですが、いましたが、それらを話すベルギー人はいませんでした。

ドイツ語を話す人に至っては、観光客であっても、いませんでした。

ドイツ人はアメリカに行くのかな?
(アメリカの国立公園では、ドイツ人をたくさん見かけた記憶があります。)


ボール遊びをする犬

イタリア語を話すご夫妻と、飼い犬が、公園でボール遊びをしていました。

ご主人が大きなカメラを持って写真を撮っていたので、たぶんイタリアから車で、ブリュッセルまで旅してきたのでしょう。(こちらのホテルは、たいてい犬連れオッケー)

ナツを一緒に連れて来られない僕としては、羨ましい話です。


ナイスキャッチ!


大喜びで飼い主の所に戻ります。


日向ぼっこをするお姉さんたち

ブリュッセルの国会議事堂近くの公園の光景です。


子供たちの目もはばからずに、お姉さんたちが昼寝をしています。

とにかくこちらでは「日光」が貴重なので、夏の日射しを浴びているのが大好きなんでしょう。

(※)上の写真の、ピンクのシャツを着たお姉さんの居場所が、日陰になってしまったために、下の写真では、場所を日なたに移動している点に注目!


と、そこへ、チワワくん登場!

元気いっぱい、お姉さんたちの所に向かって突進します。


お姉さんたち「なによ、あんた…、寝てんのに…」


でも、チワワ君のあまりの無邪気さに、お姉さんたちも思わず微笑みます。


飼い主がチワワ君を慌てて撤去した後、お姉さんたちは再び眠りにつきました。

めでたし、めでたし。

(※)1枚目の写真の、黒いシャツを着たお姉さんの居場所が、(これまた)日陰になってしまったために、下の写真では、(これまた)場所を移動している点に注目!