2013年7月14日日曜日

ベルギー国立銀行

中央銀行ファンの皆様、お待たせいたしました!

ベルギー国立銀行の正門です。


明治29年(1896年)に完工した「日本銀行本店の建物」の様式は、ベルギー国立銀行を模範に設計したと言われています。

が、既にこの建物はかなり新しく、1世紀以上前の面影は残っていませんでした。


ディナンへ

今日は、またまた電車に乗って、ディナンという、ベルギー南部の、ワロン地方(フランス語圏)の街に行って来ました。

これまた色々あって、詳しくは日本に帰ってから書きます。


北部のフランドル地方とは景色が全く異なる、とても魅力的な街でした。

あ、日の丸は、僕が振っている訳ではありませんが、たまたま各国の旗が並んで飾ってあって、欧米の旗に混じって、誇らしくたなびいていました。

やっぱり日の丸は美しいなと思いました。


アントワープへ

昨日は電車に乗って、アントワープに行きました。

詳しい話は、日本に帰ってから書きます。

この日は日差しがなく、肌寒くてビックリしたのですが(Tシャツの上に長袖のシャツを着ても、まだ寒い。お店の中には暖房を入れているところもありました)、とても素敵な街でした。




2013年7月12日金曜日

ベルギーにおける言葉事情

ブルージュを含む、ベルギーの北半分の「フランドル地方」では、オランダ語が主に話されていました。

でも、ブルージュの人たちは、オランダ語、フランス語、英語を、皆さん自在に操っていました。相手によって瞬時に切り替えるのです。この言語能力はすげーな、と思いました。

英語も聞き取りやすく、助かりました。


しかし、ここブリュッセルでは、公式にはオランダ語とフランス語が両方使われるとのことでしたが(下の写真の道路標識は、上がオランダ語、下がフランス語)、実際には、フランス語の方が普通に話されていると感じました。


ちなみに、ベルギーの南半分の「ワロン地方」では、フランス語が主に話されているそうです。(あさって、ディナンという街を訪ねる予定です。)

ベルギーにおける言語の問題は、いろいろと難しそうですね。
だって、日本の「四国」の1.6倍という国土面積で、地域によって言語が違うんですから。。。


ブリュッセルの人たちの英語は、かなり「なまり」が強く、聞きづらいケースが多いです。

名探偵エルキュール・ポワロも、こんな英語を話していたのかと想像すると、ちょっと愉快です。


余談ですが、今までベルギーを6日間旅してきて、イタリア語、スペイン語を話す観光客は、少数ですが、いましたが、それらを話すベルギー人はいませんでした。

ドイツ語を話す人に至っては、観光客であっても、いませんでした。

ドイツ人はアメリカに行くのかな?
(アメリカの国立公園では、ドイツ人をたくさん見かけた記憶があります。)


ボール遊びをする犬

イタリア語を話すご夫妻と、飼い犬が、公園でボール遊びをしていました。

ご主人が大きなカメラを持って写真を撮っていたので、たぶんイタリアから車で、ブリュッセルまで旅してきたのでしょう。(こちらのホテルは、たいてい犬連れオッケー)

ナツを一緒に連れて来られない僕としては、羨ましい話です。


ナイスキャッチ!


大喜びで飼い主の所に戻ります。


日向ぼっこをするお姉さんたち

ブリュッセルの国会議事堂近くの公園の光景です。


子供たちの目もはばからずに、お姉さんたちが昼寝をしています。

とにかくこちらでは「日光」が貴重なので、夏の日射しを浴びているのが大好きなんでしょう。

(※)上の写真の、ピンクのシャツを着たお姉さんの居場所が、日陰になってしまったために、下の写真では、場所を日なたに移動している点に注目!


と、そこへ、チワワくん登場!

元気いっぱい、お姉さんたちの所に向かって突進します。


お姉さんたち「なによ、あんた…、寝てんのに…」


でも、チワワ君のあまりの無邪気さに、お姉さんたちも思わず微笑みます。


飼い主がチワワ君を慌てて撤去した後、お姉さんたちは再び眠りにつきました。

めでたし、めでたし。

(※)1枚目の写真の、黒いシャツを着たお姉さんの居場所が、(これまた)日陰になってしまったために、下の写真では、(これまた)場所を移動している点に注目!



ベルギーにおける日韓関係


ここベルギーでは、日本料理店「居酒屋・味」と、韓国料理店「キムチ」(←このネーミングに受けた(^^;))(良く見ると、"CHEZ KIMCHI"だから、「キムチ家(や)」って感じかな?)が、仲良く隣り合わせに店を構えていました。

アメリカなどですと、実は2つは同じ経営(どっちも韓国系とか)だったりするのですが、ここではどうでしょう?

ともあれ、圧倒的な数の洋食店がひしめき合うここブリュッセルで、日本と韓国のお店が並んでいる姿は、印象深いものがありました。


ベルギー料理が口に合わない!……(--;)

今までの滞在で、ベルギーの名物料理というものは、一通り食べてみた。

小エビのコロッケも、ホワイトアスパラのサラダも、ワーテルゾーイという煮物も、あ、忘れてた、ムール貝の白ワイン蒸しも、食べた。

牛肉のビール煮込みなんざぁ、3回も食べた。

しかし!!

「もう一度あれを食べてみたい」と思うものがないのだ。


たいていは、あの国の、あの都市の◯◯は、また食べたいなぁ、ああ、考えただけで唾液が口の奥に溜まってくるなぁ、って、思うものがあるんだけど、どうも、ここベルギーだけは、まあ日本に帰ってしばらくしてみないと何とも言えないけど、たぶん、「また食べてみたい」と思う料理には、出会えずに終わっちゃうような気分になっています。

ここでの主食は、何と言っても「イモを揚げたやつ」。


ここでは「フレンチ・フライ」と呼ばれています。
(フランス人はそれでいいのか?)

ファストフード店はもちろん(まあこちらは別料金ですが)、レストランでも、必ずこのイモがメインディッシュに大量に、しかも黙っていても無料で付きます。

そして、塩と胡椒がテーブルにドーンとあって、それをガンガンガンガン、おいおい、そんなに塩辛くしてええんかいのぉ?、と心配になるくらい、イモの上に振りかけて、モリモリ食べます。

ドイツもイモというイメージがありましたが、あちらはもっと料理に工夫があって、しかもソースもいろいろで、そりゃあもう、おいしゅうございましたが、ここベルギーはダメ。


揚げる、揚げる、揚げる、の一辺倒。

そりゃあ、最初はおいしいですよ。
でも、どんぶり一杯も揚げたイモをおいしく食べ続けられるもんじゃない。


で、取り敢えずの結論。

この「フレンチフライ」がメインの位置に君臨している限り、ベルギーには真においしいメインディッシュは登場しないんじゃないか、そんなふうにも思えるのでした。


ブリュッセルは都会だ


なぜなら、ネクタイを締めた人がいて(ブルージュにはいなかったなぁ)、ランチを買って、オフィスに戻る姿を見たからだ。


2013年7月11日木曜日

さよならブルージュ

などなど、まだまだキリがありませんが、4泊5日のブルージュ滞在を終え、今はブルージュから急行列車で1時間のところにある、首都ブリュッセルのホテルにいます。

ブルージュは、やっぱり美しく楽しく、素晴らしい街でした。
まだまだ、もう少し長く滞在したいと思いました。

最後に、万感の思いを込めて、ブルージュの鐘楼(366段、人数制限70人、高さ83メートル、世界遺産)からの景色を紹介します。


デュモン(DUMON)のチョコレート


小さいけれど、とても趣のある佇まいのチョコレート屋「デュモン(DUMON)」。


店員さんも親切で明るい方でした。

砂糖を使っていない、ステビアで作ったチョコを、熱心に僕に勧めてくれました。

「ステビアっていうのはね、植物でね、甘味料でね、高血圧などにも良いのよ」などと、説明が続きます。



確かに、食べ過ぎは良くないように思いますが、おいしいチョコは、やめられません。。。よね??



こういうキャラに惹かれます!

ブルージュでランチした際に、店内に「それ」は、いました。


かなりの存在感に、圧倒されました。


ブルージュの仲良し3人組


3人の関係がちょっと気になりました。。。


人なつこい犬

別の店では、またまた可愛い犬に出会いました。


飼い主に「触っても良いか?」と聞いて、飼い主が「もちろん!」と答えると、犬は突然、僕の前で腹ばいになって、尻尾をブンブン振ります。

思わずたくさん撫でてしまいました。


ブルージュの猫と犬

猫と犬のかわいらしい看板がありました。


そしたらその店には猫がいて、散歩中の犬とあわや一触即発!


しかし、戦闘意欲が衰えない犬を尻目に、猫はお店に入っていきました。


で、知り合いになったのが、ポールさんと、犬のロッキー君。


こういう出会いもまた旅の楽しさです。



ブルージュのマルクト広場は文字通り「市場」に

今日は水曜日。

いつもは広々としたブルージュのマルクト広場に、たくさんのトラックが来ていて、市場が形成されていました。


花とか。。


果物とか。。。


野菜とか。。。

肉(ハムなどの加工肉もあれば、その場でロティセッリーで焼いているものもあり)や魚、パンやチーズなどなど、食材で溢れるさまは、見ていていつも楽しくなります。


2013年7月10日水曜日

ゲントでのウエディング・ドレス

夏が短いヨーロッパ(のここら辺)では、太陽は貴重です。

多くの人が、日向に出て、肌を露出して、ボーッとしています。


そんな中、ゲント(ヘント)の運河沿いに、なんと、ウエディング・ドレス姿の男女がいました。



手前でコーヒーとたばこ片手に喋っている2人は、全く気付いていない様子です。



ゲントのお城

見事なたたずまいです。

1180年に建てられた、フランドル伯(フィリップ・ダルダス)の古いお城と、その前方を走る、アウディのオープンカーとの対比が面白いです。

ゲント(ヘント)に行ったのです

今日は、ブルッヘから急行電車で25分のところにある、ヘントという都会に行って来ました。

やはり運河に囲まれた、古くて美しい建造物が多い街でした。

ここには、「ヘントの祭壇画」という、ファン・エイク兄弟が1432年に完成させた、ルネサンスのフランドル絵画を代表する大作があり、それが見たくて見たくて、そんでもって、見てきました。

祭壇画、良かったです。
あれは、良かったです。

これを見るために、はるばるベルギーに来たのです。

圧巻でした。


2013年7月9日火曜日

バカンスを満喫する若者たち(女子編)

大いに満喫しています!!

バカンスを満喫する若者たち(男子編)

満喫しています!

やって来ました、北海に!


 北海道と名前が似ていますね。
「北海」
「北の湖」。。。


ブルージュから電車で15分、オステンド(Oostende)という街に行って来ました。

海の向こうにはイギリスがあるはずです(見えませんが…)


ベルギーはもちろん、ヨーロッパを代表する「ビーチ・リゾート」です。

しかしこの光景、どこかで見たような…


こういうのが見たかった!!


サイクリングの途中で見た。ベルギーの田園風景です。
何とも言えない穏やかな気持ちになります。


ベルギーの賢い犬


ダムからの帰り道、運河沿いに、羊の群れがいました。

羊飼いのシブいお兄さんが1人で群れを見ているかと思いきや、犬が数匹、群れをシッカリとコントロールしています!

これは賢い!!

留守番中のナツにも見せてやりたい光景でした。

(^^;)


ダム(Damme)という小さな街


ブルージュから自転車で7キロ、運河沿いの道を走ると、ダムという小さな街に着きます。


風車です。
なんとも言えず、風情があります。


1300年頃に建てられた、古い教会。


ブルージュの人混みと喧噪からは、ポツンと取り残されたような、古いヨーロッパの静かなたたずまいが、とても気に入りました。


2013年7月8日月曜日

晩ご飯は地元料理

2日目の晩ご飯(と言っても、お腹が空いたので15時半頃食べた)は、当地の郷土料理である、鍋一杯のムール貝の白ワイン蒸しと、牛肉のシチューを頂きました。

ビールは、レッフ(Leffe)。
おいしくて、500ccを2杯も飲んでしまいました。


運河クルージング

気候は最高。
最高気温は25度くらい。

空気はとてもカラッとして、喉が渇きます。


そして、ブルージュ観光の目玉は、この運河クルージング。

船が沈むんじゃないか、というくらい、たくさんの人が乗っています。

船同士がぶつかるんじゃないか、というくらい、多くの船が行き交っています。

船の操縦士兼ガイドさんは、左右に現れる名所旧跡のたぐいを、オランダ語、フランス語、英語の順で流暢に説明しています。

ブルージュの人は、この3カ国語は大抵は喋れるようです。


まあ、とにかく人です。
人、人、人。。。

観光客。
お上りさん。


ちなみに、アジアからは、日本人もチラホラいます。
でも、中国人の方がちょっと多いかな。

いずれにしても、アジア系はこちらではかなりレアな存在です。